ご存知ですか?
ヘアカラーについて。。
アルカリカラーとヘアマニキュアの違いを解説します。
今回皆様にお伝えしたいのは、髪を染めるための
商材の種類について…です。
ヘアカラー上の画像は、ティプレイスで使っているヘアカラーの色見本です。
ヘアカラーには随分と色の種類があるのを
お分かりいただけましたか?
白髪が気になって髪を染めたい時や、
髪の色を変えておしゃれを楽しみたい時に
みんなは髪を染めると思います。
ヘアカラーは、毛染めとかカラーリングとか、いろいろな呼び名があります。
年配の人の場合だとヘアダイという方も
います。
別に、髪の毛が死ぬからヘアダイ…では、有りませんよ笑
最近は、自宅で髪を染める人も増えてきました。
自宅で自分で髪を染める事をホームカラー
とかセルフカラーといいます。
以前に自宅で髪を染めるホームカラーについて解説しましたので、ここでは、少し割愛します。
ただ、いくら、トリートメントとかもついている
ホームカラーだとしても、アルカリの量が、ものすごく多いので
お勧めはしません。
ところで、ヘアカラーは使用する薬剤によって性質が
大きく違うこと事を知っていますか?
ということで、プロが教えるヘアカラーの知識とアルカリカラーとマニキュアの違いについて解説します。
まずヘアカラーには、大きく分けて2種類のカラー剤があります。
その2種類は、髪を染めるために作用させる薬剤の性質によって名称が変わります。
その2種類を
- アルカリカラー
- 酸性カラー
と分類します。
まず、代表的なアルカリカラーについて解説します。
上の画像はというメーカーの商品で、私達が使う業務用のヘアカラー剤です。
このタイプのヘアカラー剤をアルカリカラーといいます。
アルカリカラーは、その名称から想像の通りで、アルカリ性の性質を利用して髪を染めるヘアカラーです。
アルカリカラーは最も歴史が長く、また、一番多く使用されているヘアカラーです。
白髪を染める時や髪の色を明るくする時。
そして髪を脱色して茶髪にする時に、使用します。
アルカリカラーの大きな特徴は、
髪を染める時に2種類の薬剤を配合する
という点です。
その2種類の薬剤を、1剤と2剤といいます。
1剤は髪の色を決定する色素が入った薬剤で、2剤は染色のための化学反応を促進するための過酸化水素が入った薬剤がほとんどです。
ちなみに2剤に配合される過酸化水素は、
人間の身体には有害なので法律で6%が
上限と決められています。
ただ、以前アメリカに行った時、
ホワイトブリーチを、施す時にと、
アメリカでは、薬事法で許されていた、
もっとパーセンテージの高いものも使ったことはありますが、危険な商材でした。。
この2種類の薬剤を配合すると、染料が
髪の表面のキューティクル層と呼ばれる
かなり深い領域を超えて、その内部の
コルテックス層と呼ばれる領域に届きます。
コルティックス層に染料が到達すると、髪の色を染めることができます。
要するにアルカリカラーは、化学反応を利用して髪を染めるタイプのヘアカラーだと言う事です。
そして、この写真は、ヘアカラーを施術している
時のもの。
いや、間違えました。。。プリーチをしたから体が
白くなった?そんな訳は、ありませんね。
この画像は、アルカリカラーを使って髪を染めている様子です。
そんなわけないですね。
塗布をするヘアカラー剤は、化学薬品の持つ独特の刺激臭が若干あります。
このアルカリカラーの長所は、
- 髪が、しっかりと染まる
- 自毛よりも、明るい髪色に、染める事ができる
- 思い通りの髪の色に、染めやすい
そして短所は、
- 化学反応を利用するので、髪が傷みやすい
- 肌が弱い人は、肌荒れを起こす場合がある
肌荒れを起こす原因は、アルカリカラーにはジアミン系の物質が含まれているからです。
しかし、このジアミンという物質は、過酸化水素と結合すると効果的に髪を染める働きがあるので、アルカリカラーには無くてはならない成分なのです。
髪が短い人や肌や髪が丈夫な人は、白髪をしっかりと染める事ができて明るい髪色にも染めることができるので、アルカリカラーが向いていると思います。
チンタラチンタラここまできましたが、
そろそろ書くのも、読むのも飽きてくる頃なので、また、次回書きますね。。